日本人の約8割が一生に一度は経験する腰痛。その治療法や予防法を紹介!
■目次
1.腰痛とは?
2.原因
3.症状
4.治療法
5.予防法
6.最後に
1.腰痛とは?
腰痛は、日本人の約8割が一生に一度は経験する、最も身近な病気のひとつで、あらゆる年齢層の人々に影響を与える身近な症状です。怪我や使いすぎ、基礎疾患など、さまざまな要因で引き起こされることがあります。背中の痛みは、軽度から重度のものまであり、短期的なものから長期的なものまであります。
2.原因
腰の痛みには、以下のようなさまざまな原因があります。
- 怪我:
腰の痛みは、転倒や交通事故など、突然の怪我によって引き起こされることがあります。また、長時間座ったり立ったりすることで起こる反復性疲労損傷によっても引き起こされることがあります。
- 使いすぎ:
重いものを持ち上げたり、バックパックを背負ったりするなどの使い過ぎによっても、腰の痛みが生じることがあります。
- 基礎疾患:
腰の痛みは、関節炎、骨粗しょう症、腎臓病などの基礎疾患の症状であることもあります。
- 妊娠中:
妊娠中の腰痛は一般的で、通常、赤ちゃんの体重や妊娠中の体の変化により引き起こされます。
- ストレス:
ストレスも腰痛の原因になります。ストレスがかかると筋肉が緊張し、腰に負担がかかることがあります。
3.症状
腰の痛みの症状は、原因によって異なります。一般的な症状としては、以下のようなものがあります:
- 痛み:
痛みは鋭く、鈍く、または痛むことがあります。また、痛みは一定であったり、断続的であったりします。
- こわばり:
腰が硬く感じられ、動かしにくくなることがあります。
- しびれ:
しびれや痛みがあります: 背中やお尻、足がしびれたり、ピリピリしたりすることがあります。
- 脱力感:
腰が弱くなり、物を持ち上げたり、まっすぐ立つことが困難になることがあります。
4.治療法
腰の痛みの治療法は、原因によって異なります。場合によっては、治療の必要はなく、痛みは自然に治ります。それ以外の場合は、以下のような治療が行われます。
- 安静にする:
安静にし、痛みを悪化させるような行動を避けることで、痛みや炎症を和らげることができます。
- 氷で冷やす:
患部に氷を一度に20分ほど当てると、痛みや炎症を抑えることができます。
- 温める:
患部に20分ほど熱を加えることで、筋肉をほぐし、血行をよくする効果があります。
- 市販の鎮痛剤:
市販の鎮痛剤は、痛みや炎症を緩和するのに役立ちます。
- 処方される鎮痛剤:
場合によっては、医師が強い鎮痛剤を処方することがあります。
- 理学療法:
理学療法は、柔軟性、筋力、可動域を改善するのに役立ちます。
- 注射:
場合によっては、ステロイドやその他の薬を患部に注射して、痛みや炎症を抑えることもあります。
- 手術:
まれに、痛みを和らげ、機能を向上させるために手術が必要になることがあります。
5.予防法
腰痛を予防するためにできることは、以下の通りです。
- 健康的な体重を維持する:
過度な体重は腰に負担をかけることがあります。
- 定期的に運動をする:
運動は筋肉を鍛え、柔軟性を高め、腰痛の予防に役立ちます。
- 良い姿勢を保つ:
良い姿勢は背骨を整え、腰への負担を軽減するのに役立ちます。
- 腰ではなく、足で持ち上げる:
物を持ち上げるときは、膝を曲げて足で持ち上げましょう。腰をひねらないようにしましょう。
- 休憩を取る:
長時間座っている場合は、20~30分おきに立ち上がり、体を動かしましょう。
- 定期的にストレッチをする:
ストレッチは柔軟性を高め、筋肉の緊張を和らげるので、腰痛の予防に役立ちます。
6.最後に
腰痛は、あらゆる年齢の人がかかる可能性のある一般的な症状です。腰の痛みがある場合は、原因を特定し治療するために、医師の診察を受けることが重要です。健康的な体重を維持する、定期的に運動をする、ストレッチを行う、マッサージを受ける、良い姿勢を保つ、休憩を取るなど、腰痛を予防するためにできることは数多くあります。現在、腰痛で悩まれている方も、腰痛予防をしたい方も、本記事を参考にしてみてはいかがでしょうか?
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